DELFは全てのレベルにおいて、
- 聴解(Compréhension de l’oral)
- 読解(Compréhension des écrits)
- 文書作成(Production écrite)
- 口頭表現(Production orale)
のパートにテストが設けられています。時間に余裕がないときでも対策しやすいパートの1つが、作文(文書作成Production écrite)です。今回はB1に受かるための作文対策を紹介。
DELF B1の文章表現
B1の文書作成(Production écrite、通称:P.E.)は、一般的なフォーマット
- エッセイ
- 手紙
- 新聞記事
の中で設定されたテーマに対して作文するテストです。ここでは「160語を使って文章作成せよ」といった単語数の条件もあるので、作文に慣れて来たら単語数も少し気にするといいでしょう。
試験対策がしやすい作文
なぜ作文が点を伸ばしやすいかというと、極端な話
読めなくても、書くことはできる
からです。長文の読みが苦手でも、作文のテクニックは上げることができます。 B1以降になると、読解のパートでは新聞の記事やエッセイ、論文を読み解く問題が出されます。これは普段から読み慣れてないと結構しんどいものです。普段から表意文字(漢字)に慣れてしまっている日本人は、音を記号化したアルファベットだけの文章を読むことが苦手です。 日本語のロジックだと「読み→書き」の順になって、どうしてもインプットに寄りがちですが、言いたいことは日本語でもフランス語でも考えられるので、あとは(フランス語で)書くだけ。読解が苦手な人こそやってほしい対策です。フランス語の文章を分析しながら読む「読解」より、こっちの方が簡単だと思いますよ。

DELFに使える筆記具【DELF対策】
入する時は… 黒か青のペン(油性・水性OK) 修正液、修正テープ ×鉛筆、シャープペンは使用不可。 消せるボールペンの定番、...
B1 文章表現の採点で重視されること
こちらの記事でも書きましたが、B1のテストで重視されるのは、
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